主婦が自己肯定感を高めて返り咲くキッカケ作り。

「嫌われる勇気」その7:人生選択がYesかNoの2者択一なワケ

人はNoの理由を考える

この記事は岸見一郎氏/古賀史健氏の著書「嫌われる勇気」について主婦目線で読み解くものです。

—最初からお読み頂くと内容がよりわかりやすいと思います
>はじめに —>その1 —>その2
>その3 —>その4 —>その5
>その6

前回の記事で、人は生まれてから今現在まで常に取捨選択してきたことが分かりました。アドラー心理学でいう「ライフスタイル」は今までの自分が選んできた結果であれば、これから選びなおすこともできると知りました。ただし選びなおすには”勇気”が必要になるのですね。少しずつ青年も理解してきたようです。

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今までのおさらい

青年はちょっと頭が混乱してきたので、ここでもう一度おさらいをしています。

世界はシンプルである。複雑に見えているのは自分が「世界は複雑だ」という主観で見ているから。
原因論ではなく目的論で考えると、過去の出来事に未来を決定づける原因はなく、自分が過去の出来事に対してどう解釈したかで未来が変わる。人は何かしらの目的を達成するために動いている。その言動は常に自分にとっての”善”を選択している。現在の自分は過去の自分にとっての”善”を選択してきた結果であり、この先の未来はこれから選択しなおすことが可能。
人は変わることができる。変われないのは自分で「変わらない方がいい」という決心を繰り返しているから。ライフスタイルを選びなおす”勇気”があれば人は変われる。

青年はここまでを理解しました。
理解した=哲人に屈服した・・・のではありません。青年は自分を哲人のいうアドラー心理学に重ね合わせた上で、矛盾点や曖昧な言葉を「それ違うでしょ!」と指摘しようと考えていたのです。

ここまで理解した青年は「ライフスタイルを変える具体的な方法」を教えてくれと言います。

哲人は一番最初にやるべきことを教えてくれました。

それは「いまのライフスタイルをやめる」という決心です。

その4」にも出てきた青年の友人Yくんを、青年は理想の人物として憧れています。青年はずっと「Yくんみたいになりたい」と思ってきました。しかし哲人はその「もしも何々だったらなぁ」という考え方自体がダメなんだといいます。

可能性のなかに生きているうちは、変わることなどできません。なぜなら、あなたは変わらない自分への言い訳として「もしもYのような人間になれたら」といっているのです。

人は何かしら目的を達成するために、自分にとっての”善”を選択しているのでしたよね。
青年は自分が「変わらない方が楽(自分にとっての善)」だと知っていてそれを達成するために、「Yくんみたいになれたらなぁ=自分はYくんじゃないから変われないんだYO!」と言い訳しているわけです。ちょっと分かりにくいですか?

本書では分かりやすい例として、哲人の知り合いの話が書かれていました。

小説家になることを夢見ながら作品を書き上げられない友人がいる。
彼によると、本業が忙しくて小説を書く時間がないらしい。なかなか小説が完成しないから賞に応募できず、小説家としてデビューできないでいるという。
しかし、実際のところは賞に応募しないことによって「私は本当はやればできるんだ」という可能性を残しておきたいだけ。それは賞に応募して落選する現実を目の当たりにしたくないため。自分には小説家の才能があるんだけど、時間がなくて夢が叶わないのだ・・・と思いたいだけ。こうすれば永遠に夢が見られるから。
あと数年すれば今度は「もう若くないから」「家庭があるから」と別の言い訳をするだろう。

言い訳をしていないで、賞に応募して落選するならしたで、次にどうするか考えればいいのです。何かしらのアクションを起こすことで今よりは確実に前に進めるはずです。それこそが「ライフスタイルを変える」ということなんです。今のまま(例の彼でいうなら賞に応募しないまま)でいるうちは何も変わらないしどこにも進めないのですね。

青年は「夢は砕け散るかもしれないけどね」とつぶやきます。ホントにネガティブな人。

でもね、世界はシンプルです。
目の前の課題に対して「やる」か「やらないか」だけのことなんです。小説家を夢見る彼の場合でいうと、賞に応募するかしないかだけ。ラッキーなことにもしも入選したら、もっと先にある「やる」か「やらないか」を選択すればいいでしょ?もしも落選しちゃっても結局はそのあとも「やる」か「やらないか」の選択しかないわけですよ。
人って本当はやりたいけど結果が怖いから「やれない理由」をいろいろ考えちゃうんですよね。それで言い訳が積もって、どんどん見える世界も複雑になっちゃうわけです。

主婦の私たちも自分で物事を複雑に考えてるコトありませんかー?本当はシンプルに「やる」か「やらないか」だけなのに、「やらない理由」を考えて言い訳してませんか?

  • 時間がないからできない
  • お金がないからできない
  • 子どもがいるからできない
  • 主婦だからできない

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私たちは”いま”を生きている

哲人は言います。

目的論とは、これまでの人生に何があったとしても、これからをどう生きるかについて影響しない。自分の人生を決めるのは、「いま、ここ」に生きている自分自身だ。

極端な話「貧しい国で貧しい家庭に生まれた外国人」が、「これからは日本人になって裕福な暮らしをしよう」と決心してライフスタイルを変えることは可能だということです。「日本人になる」ために何をするのか、「裕福な暮らしをする」ために何をするのかは、これからの自分がひとつひとつ選択して理想のライフスタイルを形成していけばいいのです。
それは、過去の事実である「貧しい国で生まれた」ことも「貧しい家庭で生まれた」ことも「日本人ではない外国人である」ことも関係ないのですね。

自分が「こうしたい」「こうなりたい」と思うことを実現するには、自分自身が「これからはこうしよう」「これを目標にしよう」とライフスタイルを選びなおすことで自分を自由自在に変えていけるということなんです。

先生、わたしはあなたのご持論に100パーセント同意しているわけではありません。納得できないところ、反論したいところはたくさんあります。しかし、一考に値するお話ではありますし、もっとアドラー心理学を学びたくなってきたのも事実です。

青年はこう言って、また後日来訪することを約束して今日の対話を終わらせます。
最後にね、ちゃんと「今日はあまりに刺激的な内容のせいで、感情的になって暴言を吐いてしまったこと」を謝ったんですよ。意外と律儀なとこあるんですねw

えーここで1日分ー?!あと何日あんのー?!って思いました?
ゆっくりゆっくりお付き合い頂けると嬉しいです。

ユーミ
少し過去のトラウマが消えてきましたか?ちょっと未来が明るく感じてきましたか?

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「嫌われる勇気」その7:人生選択がYesかNoの2者択一なワケ by ユーミ

【嫌われる勇気】

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