主婦が自己肯定感を高めて返り咲くキッカケ作り。

開業届を提出する”意味”と”意義”

ビジネスは1人じゃできない

出すか出さないか

以前「主婦こそ起業!」のカテゴリ「開業届けを提出する1番ベストなタイミング」という記事にも書いた「開業届」をつい先日提出しました。

所轄税務署に「開業届」と「青色申告承認申請書」を提出したわけですが、このほど受付印が押された”控え”が戻ってきました。
これでどこへ行っても「個人事業主です」と胸を張って言えるようになりました。

仕事自体はすでに始めていますが、現金商売じゃないので売上が入金されるのは翌々月になります。
まだ”儲かった”とか”これで食べて行ける”なんていう実感は全くありません。

個人事業主の中には開業届を出さずに仕事をしている方もいます。
青色申告者になると事前申請や帳簿の作成と保存が必要になるため、いろいろと面倒で白色申告者のままで仕事を続ける方もいます。

※青色申告と白色申告の違いについては下記サイトでわかりやすく説明されています。

 icon-link 「青色申告と白色申告の違いをわかりやすく説明してみた」経営ハッカー様サイトicon-Icons

開業届を出しても出さなくても、青色でも白色でも、今のところ誰からもお咎めなしならそれでいいような気もします。
・・・が。ここでは「正誤」ではなく私個人の考えとして、”意味”と”意義”を記事にしたいと思います。あくまでも私の主観で書いていますのでカテゴリも「戯言」にしました。

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出す意味

本来開業届は、開業をしたひと月以内に所轄税務署へ提出しなきゃいけません。
「個人でビジネスを始めましたよ。」ってことを国に報告するためです。
開業届を出すと、毎年2月頃に税務署から確定申告書の入った分厚い封筒が送られてきます。「個人でビジネスしてるんでしょ?確定申告もちゃんとしてね。」ってわけです。

でも開業届を出さなかったからといって誰からも何も言われることはありません。開業届がなくても確定申告はできますし、「開業届を出してないなら取引しません」って理由で仕事ができないこともありませんからね。

「主婦こそ起業!開業届けを提出する1番ベストなタイミング」でも書いたように、開業届を提出するメリットはいくつかあります。
そのメリットを活用するために「開業届けを出す」っていうのが「提出する意味」になるかと思います。

青色申告承認申請書も同じです。
白色申告よりも節税効果が高いから「青色申告承認申請書を出す」っていうのが「提出する意味」ですよね。

だけど。

そもそも個人事業主のビジネスは、法人と違って「売上ー経費=儲け」がそのまま事業主の「生活費」になることが多いです。
その「儲け=生活費」をたくさん残したい・・・だけど税金は払いたくないって考える事業主がとっても多いのです。

法人は会社がどれだけ儲かっても「役員報酬や給料」はすぐには上がりません。しかも「役員報酬や給料」にかかる税金はキッチリ払わなければいけません。(っていうか勝手に徴収されるのがほとんどです)

個人事業主の「儲けの申告」にはかなりの自由度があります。

 icon-times-circle 現金売上分をなかったことにしてみたり?
 icon-times-circle 私用で買ったモノを経費で落としてみたり?

こういうことも意外と簡単にできちゃいます。

同業者にも「テキトーに申告してるよ」って方がいました。
毎年3月の確定申告時期になってから「税金ゼロ」に近くなるように逆算して売上高と経費を算出する方もいます。

  • 本当はいけないことだけど誰にも指摘されないし咎められないし(バレないし)
  • 個人事業主なら多少なりともみんなやってることだし(自分だけじゃないし)
  • 来年は商売がどうなっているか保証ないし(儲かっても税金払わないけど)

こんなふうに思っている事業主も多いでしょう。

「給料制のサラリーマンは有無を言わさず所得税・住民税を徴収されるのに、サラリーマン年収よりも稼いでいる事業主が税金を払わないなんて本当に不公平だ!!!」サラリーマン妻の私としてはずっとそう思ってきました。

かつて税理士事務所で働いていた頃、担当顧問先の決算書に「税金用」と「借入用」の2パターン存在していたりもしました。意図的に数字を操作しているんですよね。これ完全にアウトです。
法人にかかる法人税や法人事業税って高いですからね。払いたくない気持ちはわからなくもない。

世の中のすべての個人事業主や法人が、何も誤魔化さずクリアな決算をしてちゃんと税金を納めていれば、消費税が10%になることはなかったんじゃないかなぁって思います。
まぁ、国の税収を何にどれだけ使うかっていうおエライさん達の判断にも問題ありますが。

そして私の考える、意義について。

 

出す意義

私のように「起業思考」で長年の夢がついに叶って個人事業主になる方もいれば、跡継ぎやリストラ・失業などでやむを得ず個人事業主になった方もいると思います。

どんな形で個人事業主になってもビジネスで儲け(所得)が出ると税金を納めなければいけません。
所得をごまかすのは簡単ですが、それが「自分本位」ではないか今一度考えてみませんか?

 

日本は民主主義国家です。国ではなく国民(人)に国を動かす権利があると認めている国です。(実情は人権が認められていない問題も数多くありますけど)
国を動かす財源(税金)を、国民みんなから平等な課税で徴収しているのです。

働く人からは所得税。会社からは法人税。モノを買うときには消費税。自動車税。相続税。酒税。たばこ税。などなど。こうやって徴収した税金で国を動かしています。
「そんなことは知っているわ。」と思うかもしれませんね。

日本で起業をしたら資本主義経済でビジネスをすることになります。
国や法律からの制約や制限はなく(特殊な規則はのぞく)好きなようにビジネスをすることができます。
そして個人事業主でも大儲けすることができるのが資本主義経済です。(個人事業主は年収1,000万円までよ!それ以上は法人化しなきゃダメよ!とかがないってことです。)

 

主婦が起業しようとする小さな小さなビジネスも、高いところから広い視野で見れば(俯瞰で見れば)日本を動かす財源の一部になっているということです。
「個人事業主の儲け=個人の生活費」には変わりないけど、個人事業主の儲け=法人の儲け=サラリーマンの給料=社長の役員報酬・・・それらに課税される税金は全部同じ「国を動かす財源の一部」という定義です。

「ごまかしてもバレないから。」と国民みんなが税金に関してズルいことをすると、国が動かせなくなるのは誰でもわかることだと思います。

主婦の立場からわかりやすく言えば、

  • 減らない保育園の待機児童
  • 老人施設入所待ちの高齢者
  • 上がらない夫の給料
  • 年々上がる保険料や税金
  • 病院たらい回しの救急車
  • 出生率低下
  • 生活保護者の増加
  • 働きたくない病・無気力な若者の増加
  • 夢を見れない子どもたちの増加

書き出すとキリがないですが、今の日本には夢も希望も元気もやる気も足りないように感じます。
そんな日本を作っているのは間違いなく国民である私たちです。

「また税金が上がった!」「また物価が上がった!」「いつになったら保育園に入れるの?」「働きたいのに働けない!」「子供の塾代が高い!」「ボールで遊べる公園がない!」「子ども絡みの犯罪が多い!」

いろんな困ったことを改善しようと動いてくれる人たちもいます。
真剣に国のために働いている人たちもいます。
そんな人たちを支えているのも国民である私たちです。

ちょっと視点を変えてみましょう。

 

ビジネスは1人で完結することはありません。
主婦で小さく小さく起業したビジネスでも、お客様・取引先・材料屋さん・運送屋さん・テナントオーナー・・・他たくさんの人に支えられて成り立ちます。

個人事業主になって生活ができるだけの儲けが出るってことは、自分の頑張り+大勢の人たちの支えがあったからなのです。
そう考えると税金を納めることで社会へ貢献(恩返し)することに抵抗はなくなるんじゃないでしょうか?
僅かな金額でも税金を納めることで(ちゃんと有意義に使われることを前提)お客様・取引先・材料屋さん・運送屋さん・テナントオーナー他、そして自分や自分の家族が今よりももっと住みよい日本になるかもしれません。

1人ずつでも社会貢献できる人が増えていけば、いつの日か日本は世界一「住みやすい国」になると思います。

 

「日本の政治家は信用ならない!」
「せっかく払った税金がちゃんと使われていない!」

そう思う方も少なくないと思います。私もそう思いますから。

今の政治家を選んだのは国民です。仕方なく委ねるしかないのでしょう。
もっともっと政治経済の動向に関心を持って、政治家を監視しなきゃいけませんね。
それでも「今の政治家には任せておけない!」っていうなら、自分が国のお金を動かす人になればいいのです。
人のせいにして文句だけ言って自分は何もせず税金をごまかすのはズルいです。

 

世界的に有名な事業家のビルゲイツ氏や孫正義氏が、「他の人もやってるから」「自分だけ良ければいいから」って理由で脱税をすると思いますか?

日本で起業したからには、日本の経済を支える一部(社会貢献をする手段)だと自覚を持つ責任があると私は思います。
個人の私利私欲のためだけに行うビジネスは、結局は金の亡者に巻き込まれいずれ食い尽くされると思っています。

自分も日本の経済を支える一部なんだという決意表明が「開業届」の意義だと思います。

 

起業を夢見ていたならなおのこと、ビジネスを続けるには日々の勉強・研究・向上心は不可欠です。
帳簿で自分のビジネスの「数字」を見て分析し、PDCAサイクルを意識できる起業家が生き残るのだと思います。

賢く節税をして自分の生活を守りながら、ちゃんと社会貢献もするために提出するのが「青色申告承認申請書」の意義だと、私は思います。

 

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ユーミ
脱税と節税は全く違います。今後は「節税」についても取り上げたいと思っています。

 

開業届を提出する”意味”と”意義” by ユーミ

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