主婦が自己肯定感を高めて返り咲くキッカケ作り。

会社勤めを辞めた夫の3つの変化

人間力を試されるとき

習慣の変化を受け入れる勇気

3月末で勤めていた会社が廃業になり、夫は失業者になりました。
ちょうど子どもたちの春休みと重なり、人生初の長い長い春休みを過ごすことになった夫。
妻の目から見て、夫の変化は顕著に現れました。

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夫は今まで時々職を変えてきましたが、通算20年以上にわたり携わってきたのが営業職でした(直近の仕事も営業職)
歩合制ではなく会社が儲かっても儲からなくても毎月同じ定額制。もちろんこのご時世、ボーナスはなし。営業職の残業代は出ないのが日本企業の通念であり、小さな卸問屋では接待費も自腹を切ります。
インフルエンザを罹って家で寝込んでいても、1日に何度も業務上の電話がかかってきます。(社員が少ないから仕方ない)
そして毎朝、首都圏では「痴漢電車」で有名な超満員の埼京線で通勤していました。
痴漢と間違えられないように、自己防衛のため必ず両手を上げて吊革を持っていたそうです。

そんな、どこにでもいる中小企業のサラリーマンだった夫が、それまでの”日常”を突然失いました。

それこそ4月になってすぐの頃は、
「早起きしなくていい!」
「満員電車に乗らなくていい!」
「お昼のワイドショーを毎日見れるなんて!」
「平日のイオンがこんなに空いているなんて!」

おかげで息子の入学式にはじめて参列できました。
平日の昼間にウロウロしているのが珍しいのか、近所のおじさん達が良く話しかけてきました。

カルチャーショックにも似た”非日常的”な感覚を、嬉々として楽しんでいたのは最初の1週間ほどだけ。

子どもたちの新学期が始まると、少しずつ焦りが出てきたようです。
働く人々を横目に見ながら「何だか自分だけ取り残されたような気分・・・」ボソッと呟いた夫。
むせ返るような満員電車通勤も、いざ無くなると寂しいもんだと言いました。
毎日”通勤する生活”に体も心も慣れてしまって、”通勤のない生活”に違和感を感じるのですね。

 

習慣とは恐ろしいものです。
習慣が変わったことで生じた”小さな違和感”を放置しておくと、心のバランスを崩す原因になります。
定年退職して鬱病を発症する方がいるのも納得です。

今回の夫のように、今までの習慣を変えなきゃいけない状況に陥ることは、実は誰にでも起こりうることです。
「転職」「結婚」「出産」「引っ越し」「定年退職」「病気」・・・人生においての様々な「変化のとき」に、人は戸惑い迷い不安に思うことが増えるのです。
マリッジブルーもマタニティブルーも、自分にとっての「習慣の変化」があまりにも大きいから起こるのですね。

この「変化のとき」こそが、その人の「人間力」を試されるときだと思います。

 

環境が変わって感じる「不安」をポジティブに変換できない人は、「何か(誰か)と比べ」「自分を卑下し」「ストレスを増幅し」「将来を悲観する」そして「もっと不安になる」まさに負のスパイラルです。

反対に、逆境に燃えるタイプは強いですね。
ついにこの時が来たかと「腹をくくり」、環境の変化に「どう対応するか考察し」「行動にうつす」これができると、変化のときを超えて「新たな習慣」が生まれます。

意図的に変化を望んだ人も、変化を余儀なくされた人も、一瞬感じる不安とどう向き合うかによってその後の人生が変わってくるのだと思います。

例えば同じ失業しても、考え方次第では全く違う方向に行くことだってあると思うのです。

ちょっと飛躍しすぎだけど、全く逆ならこんな感じ。

選択肢をたくさん持つ

変化のときに人は何かしら「選択」をしなきゃいけません。
「失業」の後に「転職」という選択肢があって、その後に「正社員」「バイト」「契約社員」という選択肢があって、更には「希望の給料」「優先する条件」などの選択肢があったりします。そう。ちょうど求人情報をネットで検索するときのように。

だけど、「失業」の後は必ずしも「転職」とは限りません。
「独立・起業」「勉強」「長期休暇」「留学」「自転車で日本一周」「船で世界一周」「八十八ヶ所巡礼」など、人によっては選択肢が増える場合があります。

人生を楽しむための選択肢は多ければ多いほど充実すると思うのです。
環境の変化を余儀なくされたときは、人生をもう一度選び直すチャンスだと考えると前向きになれますよね。

「そんな夢みたいなことばかり考えるのはどうなの?」
「ただの現実逃避でしかない」
「現実はそんなに甘くない」

 

確かに生活費は必要不可欠です。
働くことは生きていく上で欠かせません。

でも、仕事を選択することで「やりたいことができない」のは違うと思います。
やりたいことのために仕事を選択することも、やりたいことと仕事を絡めて考えることも可能だと思うのです。

 

昨日までの習慣を明日から変えるときは、自分の中の固定概念や世間の常識や一般論を捨てましょう!!
あなたの人生は一度きりであなただけのモノですから。

たくさんの選択肢の中から人生を組み立てられるように、日頃から選択肢をたくさん増やしましょう!!
いろんなことにアンテナを張ったり、疑問を調べたり、本を読んだり。
ただ何となく過ごす日常の中には、自分の興味あるものが意外とたくさん転がっているものです。

 

そして夫のその後

我が家は5人家族です。3人の息子の教育費も家のローンもあります。
「あれやりたい」「これやりたい」と夢ばかり追いかけていられません。

生活をするために。
子供を養うために。

だけど。
どうせイチから新しい仕事を探すなら、将来は「やりたいこと」に繋がるような働き方を夫婦で考えました。
夫自身が仕事の先に夢を見られるような。

夫はいろんな人に話を聞いたり、ネットで調べたりして、自分で動き始めました。
そうして体が動き出すことで、どんどん夫の習慣が変化していきました。
アクションを起こすと、今まで出会わなかった人や情報に出会う機会が増えます。
新しい情報をひとつ得ると、そこから更に新しい出会いや情報が拡がります。

夫はあれよあれよと言う間に毎日忙しい身となりました。
今は「偶然」に出会った人に付いて仕事を教えてもらっています。
まだ仕事として確立はしていないし、これからどれだけ稼げるのか不透明です。

それでも3月までの「サラリーマンの習慣」が、少しずつ「自営業の習慣」に変化しています。
根っからの会社人間だった夫が、「小規模企業共済に加入するのがいいらしいよ」「請負賠償責任保険は必要だよね」などと言ってきたときにはビックリでした。
さすが元営業マン。人と会うときには名刺交換を忘れず、「次に繋がる」ことを意識してコミュニケーションをはかるところなど脱帽です。
どんな人でも環境を変えると行動も変わるんだなぁとつくづく実感しました。

「起業推し思考」の妻である私。
夫と一緒に起業する夢を叶えつつあります。

 

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会社勤めを辞めた夫の3つの変化 by ユーミ

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